今朝は一段と寒さが厳しく、冷たい雨…
日中には初雪が舞いました…寒いわけですっ。
仕事始めの週だというのに、いろんなことがあり、やっと迎えた金曜の夜…
夜の街に誘われることもなく、迷わず
へ直行してみれば、テーブルの上に置かれてた
…包装紙の様子からお香典返しとわかるものの、あまり見慣れない大きめな包み。
差出人は、なんと先日、かなしくてたまらなかったあのご葬儀があった方のご家族。
包みを開ける前に、「品名」が目に入り、涙が…
大手企業の取締役でありながらも、ご自身が立ち上げたチームを最後まで大切にされていました。常に現場におられ、直属の部下はもちろん、協力会社や業者など、関わりのあるすべての方々に、考えられないほどの気配りをしてくださる方でした。
そんな現場で働くことができ、本当に幸せを感じて仕事をしていた私たちです。
ある出来事がきっかけで、初めてその方が、私と姫をお食事に連れていってくださることになったのは 今から10年前のある日。
その方がおいしいという「稲庭うどん」を食べに行くこととなり、私が店を捜す担当に。
せっかくだからちょっと変わった「稲庭うどん」を…と思い、
で検索したところ、見つけたのは、横浜元町の創作フランス料理店・・・「稲庭うどん」を使ったメニューがあったんです
その方と姫は、「フランス料理に稲庭うどんがでるわけないだろ〜ぉ
」といわれながらも、「大丈夫だから♪」と、得意げに案内したわたし。
意外な食材を使ったメニューが次々とでてくるコースに…「次かぁ?」とだれもが期待
…「稲庭うどん」がでてくるまえに、コーヒーとデザートが出てきてしまい。。。結局その日のメニューにはなかったのです
「稲庭うどんはフランス料理にあるわけないだろ~ぉ!今度こそ普通のお店でいいからちゃんと食べられるところを探してくれ(笑・・・」と、二人からえらく攻められ、その日以来「稲庭うどん」は私たち三人のキーワードに
思いがかなわぬまま時間が過ぎ、その方のガンとの闘いが始まったのが、4年前。
「ガン」という言葉に驚愕し、私も姫っも自分のことのように哀しみましたが、ただただ祈るばかり。
手術は成功し、その後も順調で、完全にガンの疑いが晴れました。
ところが その1年後・・・今度は両脚の付け根にリンパ腫が見つかり、通院しながらの抗がん剤治療を。
後遺症と闘いながらも、克服され、復帰。
本当にお元気になられ、食欲ももどったと伺いホッとしたのですが、
その1年後に頸部リンパ腫が。
いつも果敢に闘い、そのたび元気になられたのに、その時ばかりは、「いつもと様子が違う」と、しきりにおっしゃっていました。
今までより手強い症状で、治療の後遺症の辛さは相当なものだったそうです。
それでも、治療の合間 気分が良くなった日には、思い出したようにご連絡をくださり、
「退院したら、今度こそ本物の稲庭うどんへいこうなぁ~」と、
毎回のようにおっしゃってました。
私たちからも
「早く元気になってください!稲庭うどんは、食べずに待ってますよ〜」と励ましの
を
2008.11.9にも、そんな
を送ったものの、返事が来ない…と心配していたところ、翌日に…哀しい知らせが。
そして 今夜、私と姫にそれぞれ届いていた 「稲庭うどん」。やっと約束が叶いました。
ご家族の方々の温さに包まれ、寒さを忘れた夜です。